【映画】リベリオン
2002年/アメリカ
脚本・監督:カート・ウィマー 製作:ヤン・デ・ボン
- 荒すぎるあらすじ
第三次大戦後の世界が舞台。『戦争が起こるのは感情があるせいだ!だからウルトラスーパーに
強烈な精神抑制薬を服用させて感情0!絵とか詩や音楽、映画等もう感情的なのはダウト!』
なちょっと極端すぎ的抑圧社会で感情違反者をビシバシ取り締まってた
クラリック(感情犯罪取締官)のジョン・プレストンさんがキャワいい犬や
逮捕した女と触れ合ったりしたことから感情に目覚め、 そこからもうトントン拍子に
ガンカタロードなのです。
(ちゃんとしたストーリー説明は省略されました・・・すべて読みたい方はここ*1を押してください
(省略されました・・・)
- とにかく
ガンカタです。ベール(プレストン役)さんのアイフル的で
見てるとハラハラする立ち回りとか、
どう見ても薬使ってねーだろオイしかもかませ犬?的な黒人のブラントさんとか。
デスクワークが限界くさい小太りのおっさん(副総裁ですが)が
部下に感情丸出しでブチ切れたり
うそ臭いぐらいに戦っちゃったりするとことか
サイズがコロコロ変わるイェーツ詩集とかプレストンの息子とか…
(以下〜とか。〜とこ系の文を省略)
まあ他にも色々見る所があるんですが・・・ とにかくガンカタなんです。
リベリオンと言ったらガンカタなのです!
ガンカタ(GUN=KATA)っつーのは・・・銃と武術を融合させた格闘技(DVDパッケージ裏)と
文字にして表すとなんか「割とフツーじゃん?」的な香りもしますが、映像で見ると
スゴイです。
例をあげると、冒頭のシーンでクラリック・プレストンが銃持った違反者が
わんさかいる部屋のど真ん中に、何の策もなく飛び込む。当然侵入者はブチ殺スッ!と
四方から撃ちまくるわけですが…当たりませんッ。暗闇の中とはいえ、
ほぼ全方向から撃ってるのに、カスりすらしません。この辺ガンカタです。
その後敵をすべて射殺。このとき動かしているのは腕だけです。
こんな場面・・・現実的に考えればありえませんッ!入った瞬間蜂の巣。
- さらに
『GUN=KATAとは銃撃戦の統計学的分析をもとに敵の死角に身を置き、
瞬時に相手を倒すそれは、剣道、空手を始めとする
東洋武術と銃の技術を融合させた無敵の“型”である。』
『ガンカタを習得することによって攻撃面は120%上昇 防御面では63%上昇
たとえその半分しか上昇しなくても
ガンカタを身につけたものは敵にとって脅威となる!』
(コピペ)
と、それっぽく理論はつけてますがやってることはメルヘンやファンタジーの類です。
主人公の最強具合はセガール張りです。
『でもそれがよいのです。 それがあるからリベリオンなのです!』…
熱っぽく語りましたが ガンカタの炸裂するシーンは実際には数えるほどしかありません。
しかしそれだけに出てきたときの感動はひとしおです。
重苦しいストーリーが続くのをじっと見て鬱憤をムリムリため、たまに出る
ガンカタ的アクションをみてぶばッと全部吐き出す。僕のリベリオンの見方は
大体そんな感じでした。
今気づいたが周りから見れば変態どころの騒ぎじゃあないな。
- スーパーウルトラセクシーガンカタ
(そこに至るまで色々あったけど省略)
ジョン・『無敵』・プレストンが服装・立ち位置があからさまにやられ役の兵士を
銃と刀で打ちのめし、ついでに元ライバル的な存在のナイス・「笑顔」・ブラントを
圧倒的な実力差で顔剥ぎ。
最後に控える小太り副総統ですらも彼に傷一つつけられない…
この一連のガンカタっぷりは音楽と相まって超・萌へる。
ただエンディング間近の時になって彼が首筋を斬られているのはどういう事なのかッ!マスター ですら傷つけられねえのに一体誰がやったんだ!ぷんッぷんッ!
- 終章
レンタルで2ヶ月ほど粘りましたが、これはさすがに限がないのでDVD買っちゃいました。
アクション系の映画は購入するものか!と思ってましたけど…
いやー映画ってほんとにすばらしい。
映画見てる間はどんな奴だってヒーローさ…アハハ・・・
*1:そんなものウチにはないよ・・・